猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

14日の地震

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14日午前2時過ぎに震度5弱の地震がありました。
布団に入ってすぐのことでした。
地鳴りのような音が少しして横揺れがし、さらに強い横揺れが来ました。30秒くらいでしょうか。
以前に買っておいた地震速報を感知するラジオ(UNIDEN 地震津波警報機 EWR200)が自動的に流れはじめ、スマホ地震速報メールがばんばん入ってくる緊迫した雰囲気でした。
テレビで東日本大震災の特番を放送していた時に南海トラフの予測もしていたので、こちらもいつ来るかわからないなと思っていた矢先のことでした。

揺れ始めた瞬間から猫たちもパニックになって走り出し、慌てて飛び起きて電気をつけ捕まえようとしましたが、逃げ惑ってしまい全く捕まりません。
リビングのカーテンの中に隠れようとしているちょびを抱き上げたら思いっきり引っかかれ血だらけになった挙句逃げられ、翔ちゃんも走り回っていました。
びっけはキッチンのラックのホームベーカリーの後ろに無理やり入り込み、狭い所でうずくまっていました。
ぽっちが最後まで見つからず、いつの間に入ったのかしろさんの布団の中に潜っていました。

結局全員見つけられたのは地震から30分程過ぎてしまっていました。
みんな見事にバラバラです。
今回は幸い電気がついたからいいようなものの停電だったら更にどうしようもないし、もっと大きな揺れだったらなす術がありません。
災害の時4匹の猫を守るのは非常に困難なのではないかと今回痛感しました。
猫たちが、揺れたら全員こたつの中に集合などといって集まってくれればいいのですがそうはいきません。
至難の業です。
でも、守らねばなりません。

大きな揺れで窓ガラスが割れベランダに出てしまったら・・。
うちに戻ってこれるかどうか以前に、落ちたら命はありません。
誰かが真っ暗闇の中家具の下敷きになってしまったら・・。
一匹づつ探している間に救助が遅れるかもしれません。
そんなことばかり考えてしまい、怖くてたまりません。

昨夜からは夜間の地震に備え、寝るときには猫たちと同じ部屋で全員一緒に寝ることにしてみました。
リビング横の和室を寝室にしていて戸は解放しており、猫たちはどの部屋も自由に行き来できるようにしていたのですが、それでは有事の時捕まえることは困難です。
和室にトイレを新設しごはんと水を置いて、戸を閉めて全員一緒に寝てみました。
しかし、寝入ろうとすると翔ちゃんが戸を開けようとシャッシャッとひっかく音がしてみたり、狭い一室でみんなで走り出してみたりと、いつもは布団の上でおとなしく寝るのに様子が違うせいかなかなか寝てくれなくて私も寝られず。
でもこれに慣れてもらわないと・・。

5弱の地震の後、1度だけ小さな余震がありました。
それだけでしたが猫たちは朝になってもみんなまだおどおどしていて様子がおかしく、よほど怖かったんだなぁと思います。
東日本大震災の時にはこれぐらいの大きさの地震が余震として何度も連発していたので、人だけではなく動物たちにとってもどれほどのストレスだったことかと想像するだけで胸が痛くなります。
どうか平穏な日々が続いてくれることを祈っています。