猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

悲しみの気持ち

しろさんがまぁちゃんと暮らしていたのは13年間になります。
95年の5月にまぁちゃんと同居を始めました。
ふたりとも同じように、まぁちゃんとの時をそれぞれ大切に過ごしてきました。

まぁちゃんが亡くなった日の朝、しろさんは涙をぽろぽろこぼしていました。
私はその姿をただ見つめていました。
私は未だに泣けずにいるけれど、その差に愕然としています。
涙を流すことはとても大切なこと。悲しみから涙を流し、楽しければ笑う。感情を表に出せるというのはとても重要なことだと主治医から教わりました。

まぁちゃんのことでいつまでも悲しんでいるわけじゃないんです。
悲しみがぜんぜん来ないのです。いないということが実感としてわかないのです。
それが自分に起きた出来事であるという現実感が未だにないままに1年が過ぎてしまいました。
私もしろさんのように悲しみをちゃんと受けとめられれば、いつか感情が出てくるようになるのかな。