猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

猫の結膜炎と、格闘する点眼

昨日はびっけを動物病院へ連れていきました。
2日連続で目を激しく掻いてしまい、目のきわが真っ赤になり開きにくくなってしまいました。
普段から赤っぽくはあるのですが、なにかのきっかけで急に掻きはじめてしまいます。

びっけは2015年に初めて結膜炎と診断されました。
調べたところウィルス性のものではないとのことで、目薬のみの治療をしてきました。


毎日ではありませんが時々無性に痒くなるようで、前足でしきりに掻き、目の周りが真っ赤になり瞼も少し腫れ、涙を流してしまうまでになることが度々ありました。
その都度診察を受け目薬をいただいていましたが、本人は目薬を非常に嫌がり、とても私ひとりでは差せません。
一日ニ、三回の点眼指示でしたが、しろさんが帰宅後の夜にふたりがかりで格闘し、両目に一滴づつ入れるのがやっとでした。

点眼がそのようなスローペースであったこともあり、なかなか治りきれない状態が続いていました。
茶色の目やにがいつも出ていて、目頭にちょこっとついているものは頻繁にとっていましたが、今回は上下瞼のキワの粘膜にだいぶしっかり広くついていました。
拭おうにもどうしても眼球に触れる位置のため傷つけてしまっては大変です。
これはとても素人では無理だと思い、今回は先生にお願いしました。

先生は、ワンクリーンという清拭剤の目薬を差してはなじませ、粘膜に固くこびりついた目やにを少しづつぬぐい、それを時間をかけて慎重にゆっくり何度も何度も繰り返し、きれいに全て取り除いてくださいました。
家ではものすごい抵抗をしますが、診察台に乗ると硬直しているので先生にされるがままで、ただじっとしているので目薬は差し放題でした。
家でもこうだったらしっかり目薬が出来るのになぁ。
今ではびっけはさんざん抵抗したのち目薬が入ったふりをして逃げます。

これまではずっとファルキサシン点眼液でしたが、今回からはティアローズを処方されました。まぁちゃんも使ったことのある目薬です。
ファルキサシンは広範囲抗菌点眼剤とあり、ティアローズは非ステロイド性抗炎症点眼剤とあります。

昨夜からティアローズを差してみました。
点眼後のびっけはいつも、嫌なことされた!と思うのか違和感があるのか、すぐに前足で目をこすり始めます。
顔を洗うような程度ならいいのですがぐいぐいしきりに掻き、点眼をきっかけにまた真っ赤にしてしまうので、差した後は30分ほどびっけから目を離さずつきっきりです。
猫じゃらしを振ったり、ブラッシングをしたり、またたびを嗅がせたりと、なんとか気を反らせるよう必死にごまかしています。

あまりストレスになってはいけないので、これまでは調子のいい時を見て時々目薬を休んだりしていました。
ただ、もう長い期間繰り返してしまっているので、治りきるまでがんばろうと思っています。
猫の目薬の差し方は動画などをいくつも見て研究してきましたが、びっけに受け入れてもらえる方法が未だ見つからず試行錯誤中です。
無理をせず、じっくり取り組んでいこうと考えています。

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びっけ 7.79kg
 前回の記事のびっけの現在の体重のところは、人間の体重計にびっけを抱いて乗り、その後自分だけで乗り直してその体重をマイナスし、出したものでした。
昨日動物病院で計ったらこの体重でした。
計算しなおし、前記事の食事量を修正しました。