猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

猫の脱走防止 玄関前の扉と、足の関節を守る

築5年のマンションを購入し、入居してから2年半が経とうとしています。
前所有者様は小さなお子様と犬と暮らしていたため、壁の落書きや汚れ、襖の破れなどがありました。
入居前に壁紙や畳・襖を交換したり設備の修繕をしたりと少し手を加えましたが、真っ先に考えたのは玄関前に扉を付けることでした。


玄関からまっすぐ廊下が伸び、両脇に居室やサニタリーがあり、突き当たりがリビングというマンションによくある田の字型の間取りです。
普段猫たちが自由に動けるよう扉は開放しておきたいと思いつつ、帰宅時や宅配などで玄関を開ける際猫が飛び出してしまうのではと心配でした。

猫脱走防止扉など後付けできる市販のものも考えましたが、内装工事に入ってもらうついでに各居室の扉と同等のものを玄関前に新設出来ないかと考えました。
下見に来てくださっていた業者さんに相談したらあっさり「出来ます」と。
費用も、扉代や大工さんの工事代などもすべて含めて7万円弱の見積もりでした。
それなら!とお願いし、玄関側は玄関マットを敷ける分を確保し位置を決めました。


設置後は気にせずに玄関を開けることが出来、室内側から見ても全て同じメーカーの扉なので違和感もなく、更には住み始めてから気づいたのですが扉があるおかげで玄関からの冷気が廊下に入り込みにくいため、冬季は暖かく過ごすことが出来ました。
これは本当に、やってよかった!と思いました。

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正面の扉の向こうが玄関です。
しろさんの帰宅時には鍵を開ける音で4匹が走ってきて扉の前に集まります。

廊下にはリビング扉前まで廊下敷きの長いカーペットを敷いています。
猫が走るので階下への音を軽減するためと、滑るフローリングが猫の足の関節を痛めてしまう心配があるため入居後すぐに購入しました。

先代まぁちゃんが15歳前後の頃、両前足の手根関節辺りが弱ってきました。
上の写真のちょびのように前足をついた状態を維持しようとすると、踏ん張り切れないのかかっくんかっくんと前のめりになるのです。
歩行には問題なかったのですが晩年になるほど症状が強く出るようになり、ごはんを食べている時などかくっかくっとなっていました。

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まぁちゃんと暮らし始めた頃はまだインターネットも普及していなかったため今のように多くの情報を得ることは難しく、また初めての猫だったこともあり、少しの工夫で気を付けてあげられたはずだったのに気づかず、とても不自由な思いをさせてしまいました。
若い頃からフローリングを滑りながら走っている姿を見ていたのに。
本当に反省しています。
まぁちゃんの前足を何度も病院で検査しましたがとりたてて有効な手立てもないまま、亡くなるまで我慢して生活してもらっていました。申し訳ないことをしました。

今の4匹には同じことを繰り返さないよう、各居室にも裏面に滑り止めを施したカーペットを敷いています。
インテリア的にも掃除のしやすさからも何も敷かない方が楽ではありますが、まぁちゃんが身をもって教えてくれたのですから、予防になるのであればそちらの方が大切だと考えました。
猫との暮らしの中でまだまだ気づいていないことがたくさんあると思いますが、日々工夫しながら勉強していきたいと思っています。