猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

猫グッズの洗濯洗剤を考える

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猫の吐き戻しなどで割と頻繁に猫の使っている毛布などを洗濯しますが、そのたびに洗剤の成分や香料などが気になっていました。

猫専門医 服部幸先生の本によると、嗅覚はヒトの数十~数十万倍とも言われ、においを感じる嗅覚受容体の数は、ヒトが約1000万個に対し猫は6500万個もあるそうです。

柔軟剤の香りたっぷりの毛布では猫にとって強すぎるのではないか、そして成分についても、猫は毛繕いをするので身体についた良くない成分が舌から身体に入るのではないかとも考えました。

出来るだけ成分に配慮してある、無香料の、手に入りやすい洗濯洗剤はないか。
でも成分に配慮してあっても香料が入っていたりと、なかなか見つかりませんでした。

香料の中でも、精油エッセンシャルオイル)は猫に厳禁です。
皮膚から吸収しそれを代謝できず、中毒を起こし死に至ることもあるそうです。
アロマテラピーも猫にとっては大変なリスクになります。
よく成分を見ると、リッチな洗剤や柔軟剤では精油を配合してあるものもありました。
精油の中でも使用してよいものがあるのかもしれませんが、まだそこまで解明されていないようです。怖いので、やはり香料のないものを探していました。

 

どちらも香料・着色料・抗菌剤無添加。(洗濯洗剤は蛍光増白剤・漂白剤も無添加

洗い上がりも柔らかで、このような無添加のものはゴワゴワするのではと先入観がありましたが、とってもふんわり。
泥汚れや食べこぼし汚れを落とすことを掲げる洗剤よりもしかしたら洗浄力は弱いのかもしれませんが、しばらく使ってみた感想では猫のものを洗う分にはまったく不満はありませんでした。吐き戻した跡もさっぱり落ちています。

猫の食器を洗う台所洗剤もヤシノミを使いはじめています。
私は人間用と猫用をそこまできちんと分けたいと思ってはおらず、同じスポンジでもあまり気になりません。
しかし台所用洗剤も最近のものはとってもいい香りのものが多く、しっかりすすいでしまえば香りが残ることはないのですが、前述したようにもしかしたら人間よりはるかに嗅覚の鋭い猫にとっては辛いのかもしれないと思い直し、無香料のヤシノミを買ってみました。

でも、このヤシノミ洗剤。手に入りやすくていいのですが、フライパンなどの油汚れはなかなか落ちにくく、結果的に大量の洗剤をプッシュして使ってしまっているため、あくまで猫用にし人間の食器などは今のところ他の台所洗剤を使っています。
出来るだけ1本で済ませられることが理想なので、両方に使えるよう無香料でもう少し洗浄力の高いものがないか次はまた探してみたいです。

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