猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

まぁちゃんお盆と猫たちへの想い

今日はまぁちゃんのお参りに行ってきました。
お盆なので月命日よりも早くお迎えに。
ちゃんと帰ってきてくれるかな。

ちょびが来るまでの間、私は気持ちをとてもセーブしていました。
まぁちゃんを頼りに、まぁちゃんは自分の一部だと信じて疑わない程に大切に思ってきたけれど、まぁちゃんはいなくなりました。
猫は人間の何倍もの速度で生きています。
それは、いつか近い将来また見送らなければならないということになります。

喪失感が長く続き、失う事の怖さを知ってしまい、翔ちゃんやぽっちが来てからもずっと自分の中でブレーキを掛け続けていました。
もちろんかわいいし大好きなんですが、それ以上はいかないように。

でも、そんな中ちょびが来ました。
ちょびはとてもとても小さくて弱々しく、なんとかこの子を無事に成長させてあげたいと夢中になって育てました。
屈託のない小さなちょびはすっと私の中に入ってきて、セーブしていたはずの私の気持ちは気がつけばいつの間にか全部で向かっていました。

短くて貴重な猫たちとの暮らしよりも、自分が壊れることを恐れ抑えていたなんて愚かだったなと思います。
どこか距離を置くようにして接してきた翔ちゃんやぽっちとの時間が今ではとても悔やまれます。ごめんね。

悠々と落ち着きを放っている翔ちゃん、どうも気の弱いぽっち、遊びたくてはしゃぎまわっているちょび。みんなとってもかわいい。
ブラッシングが大好きでいつまででもやっていたい翔ちゃん、暑いのにしろさんにいつもべったりくっついて離れないぽっち、壁に反射した光を見てケケケッと鳴くちょび。
みんな全然違ってなんだかちっともまとまりがなく、そこがまたおもしろくもあります。

失う日が来たっていいじゃないか。自分が壊れたっていいじゃないか。
いつか来る日に怯えて今しかない大切な時間を受け入れられなくてどうする。
毎日を大切にしよう。一緒にいられる時間は限られているんだから。
一日一日を記憶に刻み込みながら、うちに来てくれたことに感謝しながら。

猫たちがくれる温もりと幸せを大切に噛みしめながら今はそのまま心をゆだねてみよう。まぁちゃんが教えてくれたたくさんのことを胸に。