猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

猫に快適な温度と湿度、安静時の呼吸数

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猫が快適に暮らせる温度は18~28℃、湿度は40~60%くらいなんだそうです。
年を取ってきたり病気がある子は少し暖かめの23~28℃くらい、心疾患のある子では湿度は40%くらいが最適とか。

ちょびちゃんが口を開けてはぁはぁと早い呼吸(パンティングというんだそうです)をしてから10日が経とうとしています。
祈るような気持ちで毎日ちょびをそっと見守り、眠っている間にネットでたくさんたくさん調べました。

そうなった原因は、もちろん心臓や呼吸器の大きな病気が隠されている可能性は否めませんが、動物病院での過度な緊張、じめじめしたとても暑い日だったのでキャリーバッグの中が短時間といえ暑かったのではないかということ(熱中症でもパンディングは起こるそうです)。

さらにそんな中家に帰ってきてすぐに猫じゃらしでびゅんびゅん遊びまくり興奮させたこと(ひどく後悔しています)。
例え重大な疾患はなかったとしても、これらは呼吸困難を誘発するに十分な原因になるようです。そしてその時ちょびの身体には大きな負担が掛かっていたことは間違いありません。それは明らかに私の配慮不足であり、そのような事態を引き起こしたのは私の責任です。

呼吸困難は心臓や呼吸器の病気で起きる症状のひとつでもあることから、今回はちょびにとっての(私のせいである)悪条件が幾重にも重なったことによる一時的なものであってほしいと願いつつも、やはりきちんと調べた方がいいのではないかとずっと悩んでいました。
心配し過ぎはいけないけれど、変化を見逃さず早期発見につなげることも非常に重要なことだとも思うからです。

しかしいつもの動物病院には診断に必要な超音波の機械がないので、検査するには以前おなかのしこりを検査してもらった別の動物病院に行くことになります。
ちょびの年齢や体重さえも聞くことなく、ちょびに一切触れることなく診察を終わりにしたあの病院です。

でも、それを躊躇していてもし夜間に異変が起きてしまった時、夜間救急病院へは高速で1時間以上かかります。緊急時に間に合う距離ではありませんし、それだけ余分なストレスをかけることにもなります。
そんな事態になる前に調べるなら早い方がいいと思いつつも、あんなにまでストレスになることを今また受けさせるべきなのかどうか迷いに迷っていました。

ちょび自身はあれから2、3日は遊びや他の子とじゃれることも自分でセーブしているように見えましたが、今はすっかり元に戻っています。
猫が眠っている時におなかの上下を数えて計る安静時の呼吸数(15秒×4または30秒×2)は、1分間に20~30回が正常とされていますが、ちょびは24回でした。翔ちゃんもぽっちも同じく24回。みんな正常値に入っていました。

ひとまず安心してはいますがこのまましっかり観察は続け、もし十分に気をつけていたにも関わらず次に同じような症状が起きてしまったら、その時は迷わず検査に連れて行こうと考えています。
まだまだ猫に関して知らない事が本当に多く、勉強不足を痛感しています。
だめな飼い主にちょびちゃんが身を持って知らせてくれたサインを大切に、実行できることからどんどん始めてみようと思っています。

まずは、家にあったものがいつの間にか壊れていたので、商品レビューを参考に家庭用であっても安定していて高精度だと評価の高かったメーカーの温湿度計を2つ。
猫たちが過ごすことの多いリビングと、なぜかすっかり遊び場となってしまっているしろさんの部屋に置きます。

ちょびが呼吸困難になった時、空気清浄機が表示していた湿度は78%でした。人間もそうですが猫にとっても湿度が70%以上あると身体に負担が掛かるそうです(30%以下もいけないそうです)。

適切な温度と湿度をいつも維持してあげたいと思ってはいてもエアコンをずっとかけっぱなしというわけにもなかなかいかず、3匹がそれぞれ別々の部屋で眠りこけていることもよくあるのでなんとも対処しにくいのが現状ですが、完全室内飼いの猫にとって食べ物や温度や湿度、猫に危険なものがないかどうかも一緒に暮らす人間にかかっています。

命を預かっているのですから、いろんなことに気を配りながら少しでも長く一緒にいられるよう少しでも辛い思いをさせずに済むよう、健康で安全で快適に暮らせるお手伝いを精一杯したい。
知らなかったでは済まない大切なことがきっともっとたくさんあるに違いないので、これから日々勉強していきたいと思います。