猫と暮らしと

4匹の猫とのんびり暮らし

大規模修繕工事と片付け

マンションの大規模修繕工事が始まって、2週間ほど経ちました。
築12〜3年くらいですが、外壁の塗り替え工事をするので大掛かりです。
建物にドリルで穴を開け、足場を固定していく作業がやっと終わりました。
昨日はベランダの中に作業の人がたくさん入ってきて、ベランダの内部も点検してました。ずっと昼間に休むことが出来ていません。

自分の家の外壁にドリルで穴を開けてるわけですから、かなりの大音量です。
工事現場の真ん中にいるようです。
シンナーのような臭いが家中に充満してきたりもします。
一日中、ベランダに人がうろうろしている状況の中で家にいるのもなかなかしんどいです。

今日はしろさんとベランダのものを撤去する準備をしていました。
植木鉢や、灯油のポリタンク、冬タイヤなど、全て家の中に入れなければいけません。
外に置いておいたものを中に入れるのは、汚れてるから慎重になります。

一時的とはいえ保管するのに、しろさんがまぁちゃんの使っていたソファを猫たちが自由に出入りする部屋に移動しようと言いだしました。
私は絶対反対。
まぁちゃんのソファは、使っていない部屋に翔太をもらう前に移してあります。
まぁちゃんの通院バッグも、埃をかぶらないよう保管してありました。

でも、しろさんは私がまぁちゃんのものはまぁちゃんのものとして残しておきたい気持ちをどう理解しているのかわからないけれど、翔太が大きくなったからと言って通院にまぁちゃんのバッグを使うようになりました。
私はその前から新しい猫たちの為に、まぁちゃんのとは別に購入するべきだと言い続けていたのに。

しろさんは「あるんだからいいじゃん」と。
まぁちゃんは病院が嫌いだったけれど、最期の頃にもそのバッグに入って病院に行ってました。
まぁちゃんの毛がついている大事なものでした。

もう、使っちゃったんだから遅いのですが。
でもすごく残念で、「いいよ」と仕方なく渡したことを今はとても後悔しています。
もう元には戻せないけれど。
もう1回、まぁちゃんに入ってもらうわけにはいかないから。

工事はまだ始まったばかりで、まだまだ続きます。
洗濯物も干せない日が続くので、こんなに天気がいいのにもったいないなぁ。
日曜と祝日は工事が休みなので、静かです。
この騒音と人が常にベランダを歩いている落ち着かなさを、しろさんは会社に行ってるから知らないんですね。
私も猫たちも、カーテンを閉めても何しろ音がすごいので寝たくても寝れず、ずっとそわそわ。

まぁちゃんのものはまぁちゃんのものでそっとしておいてほしかったです。
2匹は2匹でかわいいけれど、まぁちゃんのことは別でした。
しろさんにとって、まぁちゃんは「1匹の猫」だったのかもしれません
でも私にとっては違って、その温度差をとてもとても再確認した一日でした。